臨月になってから急に体重が増加した。なぜ急に体重が増えたの?出産まで、どのようにして体重管理をすればよいの?
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 臨月の体重増加の原因は?
- 臨月の体重増加のリスクとは?
- 体重増加を軽減する対策4選
- まとめ:ストレスのな範囲で体重管理をしてみよう
この記事を書いている私は、2019年に男の子を出産。
1年の産休・育休を経て、2020年に時短勤務で復職したワーママです。
基本的にはワンオペ育児で、親の助けもありません。
臨月のママによくある悩みで「臨月になってから急に体重が増加した!」という点があると思います。
妊娠中の体重管理、悩みますよね!
私も臨月になってから急に体重が増えてしまい、とても焦りました・・!
そこで今回は、臨月の食欲増加の原因や対策などを、詳しくご紹介します。
まさに今、体重が増えて悩んでいたり、どうやって体重管理すれば良いの?と調べている人は、ぜひ参考にしてくださいね^^
臨月の体重増加の原因は?
原因①:赤ちゃんの成長
臨月に入ると、おなかの中の赤ちゃんは急速に成長します。
この頃には、すべての器官が完成し、いつ生まれても大丈夫な身体になります。
今までよりも速いスピードで成長しているため、赤ちゃんの体重が増加し、その分ママの体重も増加しているのです。
臨月になってから私の赤ちゃんは1週間で150gずつ増えて、38週半ば時点で2,750gとなりました。
原因②:食欲の増加
出産が近づくにつれて、ママの身体は子宮の位置が下がってくるため胃の圧迫感が減り、食欲旺盛になる傾向にあります。
私もまさにその通りで妊娠8カ月頃は胃が圧迫されて、一時期食欲が減退・・。
しかし、1-2週間ですぐに元通りになり、急に食欲がでてきました。
臨月は2週間で+3Kg、妊娠前からだと+12Kgも増えてしまいました・・!
原因③:運動不足
運動不足でカロリーの消費量が減り、体重増加につながってしまうケースもあります。
私は産休をとってから、おなかが徐々に大きくなり始めてきたので、なんとなく自宅で安静に・・。
その結果、完全に運動不足となってしまい、体重はみるみる増加してしまいました・・!
さすがに「やばい!」と思い、37週目半ばからは毎日7000歩を目標にウォーキングを始めました。
原因④:むくみ
妊娠中は女性ホルモンの働きで、体に水分をため込みやすくなります。
なので、むくみも体重増加の1つの原因と考えられています。
私も妊娠37週目半ばから、突然足がむくみ始めて、足の甲、くるぶしの内側がパンパンに膨らみました。
2-3日で治るかと思っていたら、出産後まで戻りませんでした・・!
臨月の体重増加のリスクとは?
体重増加のリスク①:合併症のリスクが高まる
臨月に体重が増えすぎると、さまざまな合併症のリスクを伴う恐れがあるといわれています。
とくに妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、またそれに伴う頭痛やむくみなどの合併症などを引き起こす可能性があるので、安産のためにも体重の増加を避ける必要があります。
体重増加のリスク②:難産の可能性が高まる
臨月に体重が増えすぎてしまうと産道に厚みがでてしまい、赤ちゃんが通る道が狭くなります。
そうすると、分娩に時間がかかってしまい難産になる、赤ちゃんと胎盤が体外に出てからも出血のとまらない「弛緩出血」になる、出産できないほど太ることで帝王切開になる、などの可能性も出てきます。
体重増加のリスク③:妊娠線ができる
急におなかが大きくなることで、妊娠線予防のクリームをしっかり塗っていたとしても、妊娠線ができてしまう可能性があります。
今まで、妊娠予防のクリームを塗っていて問題がなかったとしても注意が必要です。
臨月に体重増加を軽減する対策4選
対策①:食事に気を付ける
食事に気を付けることが1番大切です。
具体的には、下記の6点に注意してくださいね。
- 炭水化物を減らす
- 野菜を多めにする
- 減塩
- 甘いもの・パンを食べない
- 外食は控える
- 間食や油を使った料理を減らす
そのほか、食事の際には満腹感を感じやすいように一口につき30回以上噛んで食べる、夕食は19時ごろまでに済ませてそれ以降は食べない、など工夫することもおすすめです。
対策②:塩分を控える
むくみに悩んでいる方は、とくに塩分を控えるようにしましょう。
塩分を摂り過ぎると、体が体内の塩分濃度を調整しようとして水分の排泄を抑えてしまいます。
これが、むくみの原因になってしまうのです。
妊娠中のママの身体は、とてもむくみやすい状態になっています。
今むくみに悩んでいるママだけでなく、妊娠中のママは皆さん、塩分の取り過ぎには注意してくださいね。
対策③:適度に体を動かす
医師から安静を指示されていないのであれば、適度に身体を動かすことも大切です。
具体的には、
- 家事をする
- 階段の上り下り
- ウォーキング
- マタニティヨガ
などして、無理のない範囲で体を適度に動かしましょう!
とくに、外に出てウォーキングすることは気分転換にもなるので、とてもオススメです。
ママの状態によって良し悪しがあるので、必ず医師に相談したうえで始めてくださいね
対策③:こまめな体重測定と記録
妊娠中は、こまめに体重を測定して体重の増加を把握しましょう。
できれば毎日測定することをオススメしますが、ストレスになるという方は4-5日おきでも良いので、定期的に測定することがオススメです。
ちょっとした体重の変化に気づくことで、食生活の改善を意識するようになるはずです。
カロリー摂取量やカロリー消費量を調節しやすくなり、太りすぎにいたる前に対処できるようになります。
まとめ:ストレスのな範囲で体重管理をしてみよう
今回は以下の点について、ご紹介しました!
- 臨月の体重増加の原因は?
- 原因①:赤ちゃんの成長
- 原因②:食欲の増加
- 原因③:運動不足
- 原因④:むくみ
- 臨月の体重増加のリスクとは?
- 体重増加のリスク①:合併症のリスクが高まる
- 体重増加のリスク②:難産の可能性が高まる
- 体重増加のリスク③:妊娠線ができる
- 体重増加を軽減する対策4選
- 対策①:食事に気を付ける
- 対策②:塩分を控える
- 対策③:適度に体を動かす
- 対策③:こまめな体重測定と記録
- まとめ:ストレスのな範囲で体重管理をしてみよう
妊娠後期、臨月の体重管理は、とても難しいことだと思います。
おなかが大きくなり体が重たい中でのウォーキングは大変ですよね。気持ちはすごく分かります。
とはいえ、出産まで残りわずか。
元気な赤ちゃんをスムーズに産むためにも、少し意識して生活してみましょう。
ストレスのない範囲で、上手に体重管理をしつつ、残り少ない妊娠生活を楽しんでくださいね。
臨月の体重管理に悩んでいる人の、参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。