育児書

【書評】いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55―IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法

【書評】いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55―IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法

子どもが産まれてから、育児書や知育に興味を持ち始めました。

そこで、Amazonの子育て本のランキング上位を見ていて、見つけたのがこの本。

実際に読んでみて、印象に残った言葉と感想について紹介します。

   

いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55

本の紹介

今回、紹介する本はこちら!

  • いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55―IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法
  • 著者:トレーシー・カチロー
  • 出版:2016年11月

 

著者のトレーシー・カチロー氏は、自身が妊娠・出産を経験した際に、「科学的なデータに基づく実践的な子育てアドバイスをまとめた、読みやすくてどのページをめくっても役に立つ本があればどんなにいいだろう」と感じたそうでです。

そして、自身の経験をふまえて、徹底的に調べ上げたデータに基づいて、育児法をまとめたのが本書です。

とても実践的な内容なので、幼児教育を検討している方は、必見です。

 

目次

本の構成は、以下の通りです。

  1. 愛情―安心感が子どもの「脳」をぐんぐん伸ばす
  2. 語りかけ―言葉のシャワーが「IQ」を上げる
  3. 生活習慣―「記憶力」と「集中力」が上がる食べ方、寝方
  4. 遊び―「思考力」と「想像力」を磨く楽しい方法
  5. つながり―親との交流が「心」と「体」を強くする
  6. しつけ―叱るより、ルールで「スキル」を身につける
  7. 動く―動くことで「頭」がよくなり「健康」になる
  8. スローダウン―時間を止めて、人生をフルに味わう

 

こんな人におすすめ!

以下に当てはまる方は、ぜひ読んでみてください。

  • 子どもが生まれた
  • 知育について知りたい
  • 幼児教育について知りたい

どれか当てはまりましたか?^^

私は、幼児教育について知りたい!と思い、読んでみました。

妊娠中の方や、子育て中のママさんは、ぜひ1度読んでみてください。

   

本を読んで印象に残ったこと

本を読んで、印象に残った言葉をメモしました。

愛情

  • 「安心感」を満たしてあげる→健全な「ストレス反応」を育む
  • スキンシップでストレス値を下げる→認識力の発達&情緒安定

 

語りかけ

  • 3歳までに「言葉を浴びせる」ほどIQが上がる
  • 前向きな言葉で語りかける
  • 話しかけられる回数が多いほど、子供の脳は活性化する。
  • 3歳までに聞く単語数が語彙力とIQを決める。3歳までにたっぷり言葉を聞いた子供は、語りかけが少なかった子供に比べて語彙力とIQが高く成績が良くなる。
  • 毎日21000語を聞かせると良い(1時間に15分のおしゃべり)
  • 脳を刺激する「読み聞かせ」をする
  • 読書は単なる娯楽ではなく人間には本が必要
  • 会話だけでは、読書から得られるほどの語彙力がつかない。
  • 語彙力があると学校の授業の理解力が上がり(読んでいる言葉の意味よりも読んでいる内容を理解する方に多くの時間を使うことができるため)、成績も良くなる。
  • 「すごいね」「賢いね」「天才だね」ではなく、「がんばったね」「良く工夫したね」「よくチャレンジしたね」とプロセス、挑戦したことを褒める。
  • 努力をほめる!才能はほめない。
  • 脳は筋肉と同じで使えば使うほど鍛えられる。
  • 脳をトレーニングするには技能を練習すること、そして新しいことを学ぶことが有効。
  • 脳の改造は何歳になっても手遅れではない。
  • 7歳までの子どもは、第二外国をネイティブ並みに習得できる

 

生活習慣

  • よく眠らせて、「記憶力」と「集中力」を育てる
  • 睡眠が多いほど、うつが少なくなる
  • 未就学児は、昼寝をしたほうが「記憶力」が上がる
  • 毎晩同じ時間に眠る子どもは、問題行動が少ない
  • 夜寝る前には「やることリスト」に沿って、行動させる

 

遊び

  • ごっこ遊びで脳を鍛える
  • 「なぜ」「どうして」にとことん付き合う
  • ブロック遊びは空間能力数学力、問題解決能力、協調性を伸ばし、人形遊びは社会性や思いやりの心をはぐくむ。

 

つながり

  • 夫にも子どもにも「共感」する
  • 「ダメ」を言う前に、まずは共感する
  • ポジティブな言葉を増やす
  • 週に1度、「20分の家族会議」をする。うまくいったことをほめたり、うまくいかなかったことの対処法を考える
  • 子どもの前でスマホをしない
  • 自分で解決する力を伸ばしてあげる。すぐに手伝わずに1分待つ。待ってから手伝おうか?と問いかける。

 

2歳まではテレビを「あまり」見せない

  • 「テレビ視聴」のプラスの影響は認められていない
  • 幼児期の脳は、対面の交流で学ぶ
  • 知育ビデオやボキャブラリーが少ないという研究結果あり(ディズニー社が訴えられて、返金する事態になった過去あり)
  • 2歳未満の子どもは「セサミストリート」を見ると表現力が損なわれる、という研究結果もある。※2歳過ぎたらOK、就学準備など他の分野で役立つ
  • 2歳を過ぎたらテレビを利用する。
  • 子供は参加型のテレビ番組から学びを得ることができる→語彙力、社会性を伸ばし、修学準備になる
  • 参加型のテレビ番組:テレビを見ている子供に話しかける、子どもに返事をする機会を与えるような番組
  • ただし、テレビは1日2時間まで!
  • 運動不足、読書の時間を奪う、工夫した遊びが少なくなる、集中できる時間が短くなる、睡眠を妨げる

 

しつけ

  • 子どもが大泣きした時、イライラしている時、感情に名前をつけてあげる。
  • まだ自分の感情をうまく表現できない子供の感情を代弁してあげる。そして、解決策を一緒を導く。そうすると子供はメンタルは安定し、脳も良く成長する。
  • 叱るのではなく、教える
  • 罰を与えるのは、効果なし
  • 毎日のルーティンで「自分から動く力」を伸ばす、決まった時間に決まったことをする
  • 例:「朝のやることチェックリスト」を子どもと一緒につくる、3歳:トイレ、朝食、着替えなど
  • 「ダメ!」ではなく、「ほかに方法はない?」と聞く
  • その子ではなく、やり方を注意する。個人を批判すると、自尊心、機嫌、忍耐力を傷つける

 

動く

  • 運動:問題解決能力、抽象的思考能力、長期記憶、論理的思考能力、注意力が強化される。不安、ストレスを減少させる。
  • 1時間に15分は「動く」時間をつくる
  • 座りっぱなしは、脳にも体にも悪い
   

感想

本書は、科学的根拠に基づいた子育ての方法が載っているので、とても説得力のある内容でした。

とくに以下の2点は、気になっていたのでとても参考になりました。

  • 3歳までに聞く単語数が語彙力とIQを決める。3歳までにたっぷり言葉を聞いた子供は、語りかけが少なかった子供に比べて語彙力とIQが高く成績が良くなる。
  • 「テレビ視聴」のプラスの影響は認められていない

というのも、最近、息子に絵本の読み聞かせを始めたのですが、義理の母から「もう始めるの!?昔はそんなのしなかった。」とか、

息子にTVを見せたくない私に対して「TVは刺激になるのよ。以前、ディズニーの英語DVDを見させて、英語がペラペラになった子をTV番組で見たよ。」とか言われたんです。

それで、少しモヤモヤしていましたが、私の考えた通りで良いんだ!と安心しました。

とても読みやすく、説得力のある内容だったので、定期的にメモを読み直して実践していきたいと思います。